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ある日突然。人生が変わりました。 そして、なんとなく・・・生きている普通の日記。
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寝てます。

目は覚めていません。

だから・・・記憶はない。

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〜ここからは私が後日聞いた話。しかもうろ覚え〜


旦那と旦那お父さんはしきりに「かかりつけ病院へ」と救急隊に話していたらしい。

かかりつけの病院は隣の市。

救急側は「近くの救急指定病院に…」ということらしい。

とりあえず、救急側からかかりつけ病院に連絡を取ってから動き出したらしい。

旦那はお父さんを警察署に運んでから救急車を追いかけていた。

そうそう、救急車に乗る前「実家に電話してね」と私は言っていた。

実家では旦那から「倒れた」という連絡が入ってのんびり構えていたらしい。

さて、救急車の中ではてんてこまいだったらしい。

声をかけて答えが返っていた私の声がなくなったらしい。
麻痺も出てきていたみたい。

・・・最悪の状態・・・

救急車はかかりつけ病院と無線で現状報告していたらしい。

病院に到着したときにはショック状態で危篤だって。

とりあえず旦那・実家の両親が到着してから
救急にいた循環器内科の医師に説明してもらったみたいだけど・・・

泣いてしまった旦那と母。

母曰く、のんびり来てみたら危篤だから驚いちゃって・・・って。
旦那もそんな風にすぐに死んじゃうような危篤状態になるとは思わなかったらしくて。

確かに、最初の説明用紙をみるとそう思っちゃうかも。。。

そんな泣いている旦那と母を一喝したのは執刀医。

泣いていちゃ何にもならないでしょう

みたいに言われたらしい。


病名:急性大動脈解離

救命のための手術。
20−30%の手術危険率

脳分離体外循環
低体温脳保護
輸血あり

上行弓部大動脈人工血管置換術
大動脈弁弁置換

ちなみに弁置換は、将来、子供がほしいという思いもあって
生体弁に旦那が決めてくれました。

あと、母が言ってたけど冠状動脈(だと思うんだけどさ)に
バイパス手術も必要なので左大腿の静脈を使いますって。

そして医師は家族に言いました。

「手術前に顔を見てあげてください」

ラッキーなことにこの日は手術日なので(週2日手術日を設けてある)
外科の医師・スタッフが勢ぞろいだったらしい。

予定では朝までかかるかもという手術時間も
日付を越えることなく終わった様子。

てか、何時から始めたのか私は知らない。

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派遣の仕事も終わってのんびり過ごしている毎日♪
もちろん、次の派遣先も考えてる。

さて、今日は旦那が有休をとった。

理由は旦那お父さんが免停が終了したので新しい免許証をGetしに警察署へ一緒に行くため♪

らしい。

・・・警察署行くまでは車の運転はできないからねぇ・・・

で、私は一緒に行くのは迷ったんだけどさ。
まぁ、暇だし旦那と一緒にお父さん宅へ行った。

お父さん宅ですぐに免許証Getしたいため、
免許証発行時間が来るのを待って車に乗った。

旦那⇒お父さん車
私とお父さん⇒旦那車


私の運転で警察署へ向かった。


さて、運転してほんの数分後のこと。
何となく胸に違和感を感じた。

痛い?いや大胸筋つってる?
てか、息苦しい?

まことにおかしな感覚。

お父さんに

「・・・警察署って・・・まだ先?」

と聞いている私。

とりあえず警察署に行けば消防署が近くにあるなぁ〜と数秒で考えたけど

目の前には車の列があり多い。
信号2回待ちは免れない・・・

却下


お父さんも私がおかしいことにすぐ気付いてくれて
道路に面してあるスーパーを教えてくれた。

すぐにスーパーの駐車場に駐車。

サイドブレーキを引いて一息ついた。

やっぱりおかしい。
息苦しいのはあるけれど、全体に違和感がある。
胸が痛いのか痛いのを通り越してしまっているのか…

携帯を取り出してかかりつけの病院に電話をした。
その時、お父さんにも救急車を呼んでもらった。

担当医・・・ICUで回診中

っていうお返事。

あ・・・執刀医・・・

執刀医の名前を告げました。

これでいなけりゃとりあえず、伝言してもらおう。。。


繋がりましたよ。
よかったぁ(*^o^*)


執刀医と私は会話はしていた。

電話を切った後、お父さんに先に到着しているであろう旦那を呼び戻してもらった。

その間、シートを倒して頭から全身に向かって冷たくなってく自分を感じていた。

血圧下がってるかも・・・
足を上げたいんだけど上げれない。
シートを後ろへ引けば・・・そんな力もない。

「救急車、まだ?」

励まし続ける旦那父と到着した旦那にそう言っていた私。


きっと、限界まで来ていた私の意識を無理に保とうと
無意識に喋っていたかも。

救急車のサイレンが遠くから聞こえてきた。

このとき、時々意識はない。
寝ていたのか失神していたのか・・・

救急隊に声をかけられて、私は答えていた(らしい)

車から救急車まで数メートル抱えられながら歩いた(らしい)

きっと早く乗せてくれって思っていたんだろうなぁ・・・

救急のベッドに横になると

お父さんと旦那がかかりつけ病院に搬送してくれと頼んでいるのが聞こえていた。

遠くに聞きながら吐き気に襲われた。

「タオル・・・吐きそう・・・」

お父さんがくれたタオルハンカチに吐いた。

それをお父さんに渡したらしい。

・・・私の記憶はここまで・・・

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