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ある日突然。人生が変わりました。 そして、なんとなく・・・生きている普通の日記。
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手術着に着替えた。

お昼も絶食。
水分もあんまり摂っていないと思う。

明日も着る手術着。

でも明日と違う点は
コンタクトレンズ装着していること。

普段、近眼でぼんやりと
輪郭しか分からない手術室。

しっかり見てやるぞぉ〜♪って感じで
ちょっとウキウキ感と緊張感が混ざったヘンな感じ。

で、手術台に移動した。
マスクしているから目しか分からなかったけど
担当の女医さん2人が傍にいてくれた。

で、男のDr.と麻酔科のDr.が入室。

ここまでくると何だか緊張。
素っ裸みたいなものなので肌寒い。

よく見える手術室。
看護師の動きもよく分かる。

そろそろ始めるらしい。

私は、この病気になった時の痛みを知っている。
どうにも動けない痛み。
永遠に続くかもしれないという痛み。
その痛みに6日間、横になることで耐えてきた。

そう、私は少々の痛みなら我慢することができるのです。

が、腰の局部麻酔を打たれた瞬間…言葉失いました。
痛いんだよ、本気に。

ただ、この痛さが実は序章だったんだよね。

腰から入ってくる異物。
かなり痛い。

解離が起きた瞬間の痛みもすごいけど
これもかなり痛い。

入ってきたものが内側からソケイを触る。
どこに行こうとしているかが体の中で分かる。

局部麻酔がまだ効いていないのか何度も打たれる。
打たれるたびに麻酔がじっくり効かずに痛い。

ぼんやりと効いているかな?という感じでも
骨の間に入ってこようとする感覚(ゴリゴリ感とか)は
気持ち悪く、痛い。

女医さんの手を力いっぱい握り締めながら
初めて、泣いた。
声は出していないけど、低い唸り声は上げていた。

今までどんな痛みでも涙を流すことがなかったのに
今回、泣いてしまった。

「終わったよ」と、Dr.からの一言。

後処置が終わって時計を見るとぴったり1時間。

ストレッチャーで帰棟。
しばらく横になって、起きる時はゆっくりとね。
と言われた。

彼が来て夕食が届くまでは何ともなかった。

夕食がきて起きた時…

激しい頭痛に見舞われた。
起きているのが苦痛なくらいの痛み。
お腹が空いているはずなのに一気に食欲減退。

すべてを一口づつたべておしまい。

凖夜の看護師さんも驚きモード。

すぐに痛い頭を起こして、歯磨きをしてトイレに行った。
彼がいる間にしておかないと、きっとできずにいるだろうと思って。

で、横になった時に友達や知り合いが
お見舞いに来てくれた。
すごく嬉しかった。

でも、身体はもう動けない。
エレベーターまでお見送りしたかったんだけど…

本当に痛くて辛い日だった。
身体はちょっとしたことでも
本当にダメージ受けるんだと改めて知った。

この晩は早めにアモバンをもらって眠りについた。

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