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ある日突然。人生が変わりました。 そして、なんとなく・・・生きている普通の日記。
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3月30日(日) 13時30分~
慶應義塾創立150年記念講演会
学問のすゝめ21
『終末期ケアを考える』

に行ってきました。

たまたま実家に帰った時に新聞広告に載っていたのですよ~

で、応募してみたんですよね。
そうしたら…抽選に当たったんですよ~
(旦那は外れたんですけどね…)

ちなみに1800人の応募があったそうです。
(会場には来ていたのは300人くらいかなぁ~。正確には分からないです)

講演者は…
石坂浩二さん
慶應義塾大学 医学部教授 池上直己先生
慶應義塾大学大学院 法務研究教授 井田良先生

パネルディスカッションコーディネーター
阿川佐和子さん

でした。

会場には、どちらかというと中高年者が多いかなぁ~って感じでした。

私自身、こういう講演会に参加をしたのは初めてです。

QOL(クオリティ オブ ライフ-生きていくための価値・質)を考えるのは当たり前なんですが、
石坂浩二さんは『QOD(クオリティ オブ デス-どんな死に方をしたいか)』という言葉を教えてくれました。

QODを考えたとき、今生きているQOLは自然と何を求めたいか…というのが見えてくるんじゃないのかなって…思いました。

池上先生にはいろんな亡くなり方があることを教えてもらいました。
亡くなり方を一人一人が考え、家族と一緒に考えるのは大切であるとも。
終末期になり意識不明な患者本人の意思は、前もって話し合うことができていれば家族によって代弁することができるんですね。

井田先生には尊厳死と安楽死について教えてもらいました。
似ている言葉でも内容は全然違うんですよね。
安楽死については、法的問題と絡めてお話してくれました。
尊厳死については、3つのアプローチがあることを教えてもらいました。
最後に井田先生は…
『死は人生のできごとではない。ひとは死を体験しない。視野のうちに視野の限界は現れないように、生もまた、終りをもたない』
(ウィトゲンシュタイン/野矢茂樹訳)
この文章は奥が深いなぁって…思います。

パネルディスカッションは笑いもあったのですが、もっと時間があっても良かったのかなぁ~って感じました。
全体的にすご~く重々しい雰囲気なのかなぁ~って思ってましたが…
驚きました。
講演者の話が巧いのか…
時々、笑えるとこがあったんですよね

参加できて良かった。と思える講演会でした。




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