心電図・心エコー・ムンテラ

心エコーは嫌い。
ぐりぐりされて痛いんだもん。
時間かかるし。今回もそうだった(ｰｰ;)

だから・・・嫌い。

夕食後、研修医さんに先日ムンテラしてもらった小部屋へ
車椅子で連行される。

詰所近くの廊下に知らない男の人が立っていた。
『家族の人なのかなぁ』 と思っていた。

この日は、主治医+研修医+産科の先生との今後についてお話し合い。

生きることと死ぬこと。
本当にこの二者択一なのかなぁ。。。
心の中は穏やかじゃなかった。 

産科の先生が小部屋に来た。 

『・・・・？』
そう、廊下に立っていた男の人が産科の先生だった。

いろいろと説明をしてもらった。

・妊娠を継続することが、今の身体に負担をかけて命を落とす可能性が高いこと。
・少し早めに出産できて子供を保育器で育てることができる可能性が高いこと。
・一般的な中絶方法だと、血圧が上昇してきて危険な状況になるため
　　リスクが高すぎるということ(中絶できる週数期限に近いため)

少し早めの出産ができるなら・・・って、思った。
 
でもこの時、私自身が「絶対に生きている」っていう確信がなかった。
私が死んでしまったら『誰がこの子を育てるの？』 って。。。

私と先生たちとの話し合いで『中絶』という結果になった。
方法は、リスクの高い一般的な中絶とは違い帝王切開。

。。。ショック。。。
出産じゃないのに。。。

16日、父母+先生達とで話し合いが予定された。

てぃーせっともらった

昼間、寝過ぎてしまった。
前日、消灯時間を過ぎてもエンタを見てたから。 。。

タイトルのティーセットは、車で送ってくれた彼からです。
バレンタインのお返し、っていうことで。 

てか、来てくれるとは思いもよりませんでした。

でも、来てくれて嬉しかったなぁ〜♪

この彼には、ムンテラのことを話してしまった。。。

なんでかなぁ～。
あの痛い中、心配して来てくれたからかなぁ。。。
それとも、誰か聞いてくれる人が側にいて欲しかったんだろうな。 

彼は黙って聞いていたけれど・・・。

父母も入れ違いで来てくれた。

ムンテラの内容は私からは言っていない。
私が話すよりDr.からの言葉できちんと聞いて欲しかったから。 。。
その方が、誤解がないかなって。

つくづく、自分の人生【波瀾過ぎ】って思った。
やっぱり≪幸せなんて望めない≫人生なのかなぁって。。。

ムンテラ

一通り、入院してから検査が終わったため
夕食後(だったかな？)に車椅子で詰所横の小部屋へ。

主治医+研修医さんからお話を聞いた。

見せてもらいました。
経食エコー写真＆造影CTフィルム。

【病名　大動脈解離】
ショックだなぁ。何となく、いやかなりかな。 
この病気って、中高年以上で動脈硬化が進むとなる
って聞いていたから・・・

そのショックもだけど、解離の大きさがね。。。 
なんていうんだろ。。。

血管が中膜から解離していて(血管が2つになったと思ったら分かりやすいです)
最初は【腔が小さい方】が解離してできた血流と思っていたのだけど ・・・
実際は【腔が大きい方】が解離でできた血流って。

っていうのは、本来あった元の血管は
解離してしまった中膜が広がっているので小さくなっているのです。 

そして、マルファン症候群っていうこと。
これは、家族からの遺伝になるのだけど・・・。

マルファン症候群の人は循環器系の疾患を
持っていたりなりやすくて若い時に大動脈解離にもなりやすいとか。。。

それだけならすぐに治療ができたのだけど。。。
もう１つ重要なことが私の身体に起こっていた。

それは。。。
【妊娠】
ということ。。。

・・・年末に入る頃に別れた彼との子供。
その彼とは一切の連絡を絶っていたので彼はこのことを知らない。
つわりもなかったんだよね、本当に。

で。今後、子供をどうするか。という話になった。

【私が亡くなる
　　　子供を諦める
　　　　　母子ともに亡くなる】

選択肢の中に【母子ともに生存】というのはないに等しかった。
このままだと一緒の生存率がとても低いらしい。

ムンテラ後、研修医さんが押してくれる車椅子で帰室した。
眠れない夜が続きそう。。。

午前中は造影CT

造影剤は、救急の時のことがあったので変更してもらったけど・・・
やっぱり気持ち悪かった。吐いてはないけど吐き気がした。

午後から病室内を歩いてみた。

寝ている時→歩行時→座った直後・１分・３分・５分の血圧測定。
これで良ければ病室内はフリーになる。
血圧値もよくって、結果OK

トイレが病室の出入り口に設置してあるのでフリーで行ける♪。
嬉しいね。

その後、2件外来に。
１件は『口腔外科』→入院してからかなりの歯肉出血が続いているため
もう１件は。。。

車椅子で行ってみた。
だって『病室内フリー』でも『病棟・院内フリー』ぢゃないんだもん。

そういえば、降圧剤ってこの日に止まったんだっけ？
点滴っていつ止まったんだっけ？ 

しまった。。。メモしていなかった。。。

ベッドサイドに立つ。

朝、研修医さんが来て
｢今日は立ってみましょう。それで良ければおしっこの管を抜きましょう｣
と、血圧を測ってくれた。

臥床時・起立時・着席時1分3分5分と、測った。

それぞれ安定した血圧だったので主治医と相談後に決定ということだった。 

外では、工事現場の人達が朝礼→ラジオ体操をしていた。
まだ、なんだか寒そうだなぁ。。。 

その後、主治医からOKをもらっておしっこの管を抜去。

抜く時・・・痛かったよぉ。 

日中は車椅子でトイレに。
夜間はベッドサイドにポータブルトイレだって。

嬉しい、なんとなく。
当たり前のことが出来るのって、実はすごいことなんだなぁって思った。